仕事

【インタビュー#008】ニコリカメラ

数あるブログの中から見つけてくださってありがとうございます。
「一日一善」をモットーに少し笑えてタメになる情報の発信を目指しているわらタメです。

大好きなニコリの久美子先生に、ずっと聞きたかった「カメラ」のお話を聞いてみました。

わらタメ

わらタメファミリーである、久美子先生!
今回もインタビューを受けてくださってありがとうございます。

今回のテーマは「カメラ」です。

久美子先生がカメラを始められたきっかけから教えてください。

久美子先生

小学校5年生の頃にカメラクラブに入った事が、私がカメラの楽しさに出会ったきっかけです。

当時、父が使っていた古いフィルムカメラを使ってみたかった、という軽い気持ちからでした。

フィルムを自分で充填したり、撮影したフィルムを黒い布の中で引き出したり、現像液や数種類の初めて見る薬を慎重に扱うこと、暗室に吊るされたフィルムや独特の匂いに何ともワクワクしました。

それら沢山の工程を経て、自分が見た光景が印画紙にスワ〜っと浮き出た瞬間!
それが忘れられませーん♡

わらタメ

先生とカメラのルーツは小学生の頃にあったんですね。
暗室や現像という作業を体験したことがないので、こんなデジタルな時代だからこそ、体験してみたくなりました!

久美子先生

とはいえ、それからずっと写真を楽しめていた訳ではなくって…
20代の頃にお友達が写真を楽しんでいた事が、一眼レフを手に取るきっかけとなりました。
当時はまだ「デジカメ」がありませんでした。

スタートから50㍉単焦点レンズ一本!
マニュアル撮影のみ!というのめり込みっぷりでした。
単焦点好きはその頃からなんです。

この頃に撮った写真は誰かに評価を受ける為ではなかったのでのびのび自由で好き!
今でも定期的に見返す事を大切にしています。

単焦点(たんしょうてん)レンズとは?
焦点距離が固定されていてズームできないレンズのこと。
構造がシンプルでたくさんの光を集めることができるので、明るく撮影することができ、ボケを活かした写真を撮るのにぴったり!

https://camera-web.jp/lenz/sflens-basic
わらタメ

のびのび自由に撮っていた頃の写真も、いつか見てみたいです!

しかし、時代は「デジタル」時代に移行していく中で、先生とカメラの関わりも変わってきましたか?

久美子先生

フィルム写真の1発入魂的な部分が好きで世の中にデジカメが浸透しても頑固に撮っていましたが、子供が生まれてから、フィルムじゃあかーん☆となり、デジタル一眼に移行しました。

しかし…急にぜーんぜん思うイメージに撮れなくなり、つまらなくなってしまい…カメラの基本を知らなかったこと、子供を撮ることの難しさに直面し、持ち腐れましたー!もったいなかったー✧︎*。

わらタメ

子供を撮るのって本当に難しいです。
「止まってー!」
「もう一回やってー!」と何度お願いしたことか(笑)

久美子先生

ベビマ教室「ニコリ」がスタートしてから、我が子と触れ合うママさん達の幸せな表情をいっぱい見るうちに、素敵に残してあげたい♪と、思うようになり、またカメラの登場です✧︎*。

わらタメ

久美子先生の「スキンケアレッスン」に初めて参加した日に、息子のわら太郎と私を撮影いただいた日のこと、今でも覚えています。
自分じゃ切り取れない、親子の時間をさりげなく、自然に切り取っていただけたことが本当に嬉しかったんです。

久美子先生

そうしてみなさんが私の写真を喜んで下さって、またカメラが大好きになりました。

所属しているベビマの団体の中で「カメラの資格」が出来たのをきっかけに、「私の写真で喜んで下さる方がいるのなら、もっと学んでお届けしたい!」と意気込んで、学びをはじめました。

元々好きだったカメラのこと、知ったつもりになっていました。

ニコリのレッスン中に、なかなかいい表情を撮れていたので「楽勝!」だと思っていた私の予想は直ぐに打ち砕かれたのです…

私がいい瞬間を撮れていたのは、私の実力ではなくベビーマッサージというママと赤ちゃんの幸せの時間だったからである事を知るのです。
何もないところでいい表情を撮る事はスーパー難しいっ!この資格取得にはかなーり長い時間を要しました。

気づけば、写真を仕事にしてから5年目になりました。
年々たくさんの方々の幸せを撮影する機会をいただけて、とっても嬉しいです。

わらタメ

お宮参り、ハーフバースデー、子供達の誕生日だけでなく、わら父の還暦祝い(!)の時にも撮影してくださって、本当にありがとうございます。

久美子先生

みなさんの大切な時間の中にお邪魔させていただいて感じたこと、私自身の子育て経験における感情が合わさって、本当に残したい大切なものについて改めて考えるようになりました。

例えば、我が子の小さい頃の写真を見返した時。
キレイな見慣れない服で作り笑いする瞬間の写真には心が動かないのに、オモチャが散らばった部屋の中で、大好きで毎日着ていたヨレヨレシャツでガハハと笑っている写真を見ると、もう一度抱きしめたくてたまらなくなるのです。

あんなに片付かない部屋に悩んでいたのに…面白いものですね♪

「ああ、私は気持ちや空気を写したいんだ」と子供たちから教えてもらうことができました。

わらタメ

その気づきから「日常」を残す、「日常撮影プラン」を展開することになったんですね。

久美子先生

子育ての日々って、当たり前のように感じることがどんどんカタチを変えていきます。
子供たちとどんな風に関わっていたのか、どんな時間を過ごしていたのかを丁寧に残すこと。
それが、今をより一層大切に感じて、頑張る毎日を優しく包む1枚になると信じています。

なので、日常撮影では、今一番大変だと思う時間をあえて撮影することも。
例えば、離乳食やお風呂上がり。バタバタな時間は、それだけ愛がいっぱい交差して写る大好きなシーンです。

日常もお祝いの日も、家族はいつでも全員が主役

そして

主役がその時にもった感情全てを、そこにいるみんなと喜び会いながら撮影すること

それが、ニコリの撮影スタイルです。

わらタメ

当たり前な日常が、実は「有難い」ことで、愛に溢れた時間の連続であることって、子育ての日々でなかなか落ち着いて感じることが難しいことも。

カメラ目線じゃない、泣いている、逃げている、怒っている。
そんな飾らない、ありのままの姿が実はとても尊いということを、久美子先生のカメラを通して知ることができました。

久美子先生

喜怒哀楽、どの感情も大切な気持ち。
飾らない気持ちを写したいし、写せた時はガッツポーズです✊

愛情を写したい、とは言ってもカタチのないものを写すことがとても難しく、私自身の心の在り方や眼差しが大きく作用するものだと感じています。
なので、撮影をする時にはすっかり家族の一員だし、そのご家族の中のルールや空気感に溶け込む気持ちでいます。

わらタメ

レッスンだけでなく、カメラを通して家族みんなが久美子先生の愛情に包まれる瞬間。ニコリカメラにリピーターの方が多いのも頷けます。

撮影後、写真の選定や編集をしている時にも、久美子先生の涙腺は休むことを知らないのでは…?

久美子先生

写真の選定や編集では、ずーっとモニター越しに感情の移り変わりを目の当たりにしますから、納品する頃にはまるで我が子のような気持ちになるという、鬼の感情移入の熱量✧︎*。
すぐに泣いてしまうこの涙腺にはいつも困っています。笑

これからも、家族の歴史と一緒に歩むカメラマンでいたいな♪と思っています。

子育てをする日々のママは、沢山の初めての気持ちに出逢いながら歩むものです。
上手くいったり行かなかったりを一緒に笑いながら、背中に手を添えられる様な写真をお届けしたいし、ママだから撮れる瞬間も沢山あります。

わらタメ

ニコリカメラ部ですね!
わらタメの「30代のうちにやっておきたいこと50選」にもリストアップしています。

久美子先生

感じた幸せをそのままのカタチで写真に残して頂く応援をしたくてカメラ講座をしています。
ちょっと知識を持つ事でカメラと仲良くなれるし、カメラを持つ事で見える世界も変わっていきます。

でも、1回知識を得ただけではなかなか難しいので、部活動の様にみんなで一緒に楽しみあう「ニコリカメラ部」を作ってみました。
偶然撮れた「いい瞬間」は、ナゼそう撮れたのか?必然になるといい✧︎*。

色々な方の撮り方からヒントを得たり、ちょっとアドバイスがある事で楽しみが広がったらいいな♪と、大人の部活のように毎回楽しい大好きな時間です。
これからも私自身も学びを深めながら、沢山の方へ写真の幸せや楽しみをお届け出来たら嬉しいです。

スマホでも簡単に写真や動画が残せる時代。

しかし、家族全員が主役という久美子先生の言葉にも表れているように、自分が子供たちの「撮影者」としてだけではなく「主役」として、登場してみるのはいかがでしょうか?
気になる方はぜひ、ニコリのホームページやInstagramをチェックしてみてくださいね。

ニコリの教室のホームページ、Instagramはこちら

ニコリ (HP) @nicori_k (Instagram)

ニコリカメラのホームページ、Instagramはこちら

ニコリカメラ (HP) @nicori_camera (Instagram)

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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今日もみなさんにとって素敵な1日となりますように。

ブロガー
わらタメ
夫・4歳男の子・2歳女の子の4人家族で、社会人10年目のワーママです。 「一日一善」をモットーに少し笑えてタメになる情報を日々発信しています。 子育てのこと、仕事のこと、人生のことなどを日々綴っています。