お久しぶりです。わらためです。
みなさま、お元気でしたか?
気づけば3月も今週で終わり。
なんと、2024年が4分の1、終わるやないか・・・
は・・・早すぎる!
と言うわけで、お久しぶりのテーマはこちら。
「訪日外国人に言われて、ちょっと、いや、結構悲しかった話」です。
ここ最近、コロナ禍も明けて、円安の影響もあって、訪日の外国人がとっても増えましたよね。
私も朝の通勤時に多くの外国人の方々を目にする機会が増えました。
そんな中での出来事。
先日、福岡に出張に行くために空港まで行くリムジンバスに乗車しました。
近隣のホテルを経由する途中、外国の方がバスに乗ろうとしていて、運転手のおじいちゃんが
「ターミナル、スリー?」
(伝えたいこと:羽田空港の第三ターミナルでいいんだよね?)
と何度も聞いてました。
大きなスーツケースをバスの1階部分に入れるにあたって、
どのターミナルに行くか聞きたかった様子。
しかし、まずこの「ターミナル」が通じてない・・・。
英語で書くと「Terminal」
カタカナで書くと「ターミナル」。
でも実際の発音は、「tˈɚːmənl」。←発音記号です
カタカナでの表現に限界がありますが、「Terminal」を発音する時、あんまり口を大きく開けずに発音します。
なので「ターミナル」とカタカナ発音でそのまま言うと全く通じないこともあるんだ、と言うのを目の当たりにしました。
そして外国の方も、まさか「Haneda International Airport」の「Terminal 3」のことを言ってるとは思わず、必死に「We are 2!!」と仰っていました。
ここもまた食い違いがあり、その旅行客は二人の女性だったので、人数が三人か聞かれているのかと勘違いされていて、なかなかバスに乗車できませんでした。
運転手さんも通じないことにイライラしてしまったのか「もう、羽田第三ターミナルなんでしょ??」と若干キレ気味。(汗
なんとか乗車してもらい、乗車料金はちゃんと2名分支払った旅行客のお二人が座ったのは、私が座っている席の通路の反対側。
きっともやもやしただろうな、と思い、意を決して話しかけました。
「あの運転手さんはね、ターミナルのことを聞いてたんだよ。
羽田空港の第三ターミナル、国際線でいいんですよね?」と話しかけたところ、
やっぱり私も「Terminal」の発音が良くなかったせいか、何言ってんだ?みたいな顔で見られましたが、やっと話を理解してくれて「なるほど、そういうことだったのね〜」と安心した表情を見せてくれました。
羽田に向かうということは、もう帰路に着くんだろうな、と思っていると、いろいろ話しかけてくれました。
前日の寝不足もあり、もう意識朦朧だった私ですが(笑
なんとか必死に英語を聞き、拙い英語で返していましたが、その時に言われた言葉が結構ショッキングでした。
「日本がこんなに英語が通じない国だとは思わなかったよ」
「一緒に友達も来たんだけど、英語が通じないからもう日本には来ないって言ってる^^;」
「観光地で若い人に話しかけても、英語話せるか聞いたら逃げられたの」
「wi-fiの案内表示も日本語ばっかりで、繋げられたのはホテルに帰った時だけ」
おおお・・・
どれも何も言い返せない事実ばかり・・・。
せっかく日本に来てくれたのに「英語が通じないこと」で旅行が残念になってしまったのなら、それはすごく悲しいなぁ。と思いました。
東京オリンピックを開催した日本ですが、コロナ禍真っ只中だったため、外国人への対応というところで、あまり進まないまま通り過ぎてしまった気がします。
「富士山やお寺は素敵、でも英語が・・・🙅♀️
でも、お話ししてくれてありがとう。出張気をつけてね。」
と、とても優しい言葉をかけてくれ、バスでバイバイしました👋
後日、また別の日。
職場の先輩とおにぎり屋さんで昼休みにご飯を食べていたところ、隣に座っていた外国人のお2人が話しかけてきました。
そのお2人は、オーストラリアから来たオーストラリアから来た女性と、イタリア人男性。
女性は昔、イギリスにある日本大使館で秘書の仕事をしていたということで、少し日本語がわかるようですが、イタリア人男性は全くわからない様子。
お二人もやはり「日本で英語が通じない」ということを嘆いていました。
翌日に帰国すると言っていたお二人。
やっと英語が少しでも話せる人がいて、すごく嬉しかったのか、いろんな話をしてくれたり、写真を見せてくれました。
私は必死におにぎりを食べながら、イタリア人のおっちゃんのボケを拾いながら(これが結構きつかった 笑 必死に聞き取ったら、ボケだったんかい!みたいな。笑)
もう自分がなんのおにぎりを食べたのか全く記憶がないくらい必死な昼休みでした。笑
もしも自分が、外国に旅行した時に、現地の言葉がわからず、「英語が通じない」環境だったら・・
結構絶望的なんじゃないかと思います。
今回たまたま立て続けに外国人の方々と話す機会があって、旅行客の方々にとって「英語が通じない問題」ってなかなか深刻なんじゃないかな?と心配になりました。
せっかくのインバウンド消費の機会が、このままだと落ち込んでしまうんじゃないか・・・って。
今すぐに何か自分で改善できることは少ないかもしれませんが、ちょっと困っていそうな外国人の方がいたら自ら話しかけるように心がけようと思った出来事でした。
そして、自分自身も英語は継続して学ばなきゃいけないな、と実感した、そんな3月でした。
来週は入社式!
新入社員が入ってくるぞ〜!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今年はもう少し更新頻度を上げていきたいと思います。
花粉がすごいので、みなさん体調崩さないように気をつけてください。
わらためでした。