数あるブログの中から見つけてくださってありがとうございます。
「一日一善」をモットーに少し笑えてためになる情報の発信を目指しているわらタメです。
浜文子さんという方をご存知でしょうか。
育児に悩みながらも「母という旅を続ける」女性たちに永年にわたり寄り添い、はげまし続けてきた詩人・浜文子さんという方の存在を知ったのは、ある育児関連のフリーペーパーでのこと。
そこに載っている言葉やエッセイがどれも素晴らしくて…
これから少しずつご紹介したいと思います。
まず今日は「抱きなさい 子を」という詩です。
抱きしめなさい 子を
抱きしめなさい 子を
育児書を閉じ
子育てセミナーを欠席し
抱きしめなさい 子を
誰にも遠慮せず あなたの子を
しっかりと 抱きしめなさい
抱きしめなさい 子を
母の膝が 子供の愁いの
すべてを除く その時代(とき)に
いつか母の膝は
子の悲しみに近づけない日がやって来る
やがて母の手が
この涙を拭いてやれない日が訪れる
きっと来る その日
子が涙を拭う手に
柔らかな記憶の手が重なるように
痛む子の心が
温かな思い出の膝に包まれるように
母よ
抱きしめなさい 子を
もう何もしてやれない日のために
抱きしめる手が
この未来に届くよう
幾度も 幾度も
抱きしめなさい
母たちよ
やがて別れる者として
あなたの子を
しっかり胸に 抱きなさい
「お母さんと呼ばれるあなたへ」より
わらタメが、息子のわら太郎を出産したあと、「抱き癖」という言葉にすごく違和感を抱いていました。
抱っこしていた子供を布団やバウンサーに置いたときに「え~~ん」と泣き出してしまう息子を見て、何の悪気もなしに「あ~抱き癖がついちゃったんだね^^」とほほえましく言ってきた相手。
常識は変わっていきます。
わらタメが小さい頃は、抱き癖がつくからすぐに抱っこしないで泣かせておくのも大事、というのが一般常識だったようです。
でも、この「抱き癖」という一言に、すごくダメージを受けたわらタメ。
確かに、置くとすぐ泣いちゃうな。
やっぱり抱き癖がついちゃったのかな。
泣かせておいた方がいいのかな。
たくさん泣かせたら肺が強くなる、なんてこともよく耳にしました。
それぞれ育児経験者からの発言だし、全否定するつもりはないけれど、今の時代にその考えはもう古いな、と感じています。
しかし、育児に正解はなく、日々トライアンドエラーの繰り返し。
様々な育児情報や周りからの言葉に一喜一憂する日々ですが、「自分が正しいと思えたこと」を信じて日々過ごしていきたいな、そう思います。
育児も、仕事も、自分の人生も「自分軸」で生きていかないと、誰かのせいにして、誰かを責めて生き続けることになってしまうから。
今日も思う存分、子供達を抱きしめたい、そう思った今日この頃でした。
ああ、涙が出ちゃう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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